国際結婚の時に注意すべきこと!

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国際結婚の時に注意すべきこと!

コラム

2018/02/09 国際結婚の時に注意すべきこと!

今年に入って、国際結婚に関する問い合わせが増えています。ポイントとしては、偽装結婚ではないか? 生活能力に問題ないか?という点に留意する必要があります。

生活能力については、源泉徴収票だとか課税証明書や納税証明書で分かるわけですが、真正な結婚であるかどうかは、当事者同士の付き合いの程度がどのくらいかを資料を使って証明していくことになります。

注意すべき点として、
①知り合った経緯(場所、様態)
風俗関係の場所で知り合ったり、お見合い業者を通じて知り合ったりした場合は、特に慎重に証明する必要があります。

②交際期間
2~3ケ月とか、あまり短すぎる場合は要注意です。最低でも6ケ月、できれば1年以上欲しいです。交際期間中に交際している証拠として、ツーショットの写真を数多く用意しましょう。

③意思疎通の方法
当事者同士が、お互いの言語を理解しようとしているか? 特に日本人の配偶者になる外国人が日本語、特に漢字やひらがな、カタカナといった読み書きを勉強しようと努力しているか?

④お互いの国を訪問し合っているか?
観光で行くだけでなく、お互いの両親にあいさつに行っている必要があります。パスポートの履歴を見ればわかることなので、これが全くない場合は、本当に結婚する意思があるかと疑われることになります。

⑤年齢の差が大きい場合
男性が60歳代、外国人女性が20歳代など、年齢が離れている場合は、特に慎重に証明していく必要があります。

⑥同居しているか?
別居している場合は、合理的な理由がないと認められません。例えば、親が病気で看病する必要があるため帰国しているなど。

⑦離婚歴の多い場合
偽装結婚後の離婚でないことを慎重に説明していく必要があります。

以上のような場合は、入管の審査官を納得させるだけのエビデンスを用意し、申請理由書などで、詳細に記述していくことで、疑問点をクリアしていきます。

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